ARLISS2019

先週,アメリカから帰国しました.

時差ボケの影響を大いに受けながら日々生活しています.

今年も昨年に引き続き,研究室のARLISSプロジェクトのサポートでアメリカへ.

昨年度から,実は心の状態が不安定で,研究室の活動に自分が貢献できない,どう貢献していいのかわからない状態が続き,せめて自分の強みが発揮できるところで貢献したいと考えて渡航を決意しました.

 

まだ,本調子ではないけれど,その中で少しでも特に後輩に対して何か力になれることがあればしていきたいなと感じた期間でした.

SFOで乗ったCRJ.ボーディングブリッジに乗らず,乗り込んだのはARLISSにいった中では初めて.小さい飛行に乗るのも楽しい.

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今年も車内はビニール袋を使った防塵対策.サーカスサーカスでいつもこの作業を行うのですが,今年は違うホテルに宿泊し,作業を行いました.

これをセットアップするのに4~5時間かかるのです.ただし,効果は絶大で,洗車をするときにはささーっと掃除してしまえばOKなので,レンタカー会社から清掃費用を取られるかもしれないリスクを選ぶよりはこっちのほうがいいと感じます.(先生の思想に似てきた証拠かも笑)

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砂漠への道はほんとに道路しかないただの道.

朝方の景色ですが,この景色を見るのも今年で最後.そんな想いを抱きながら,運転しました(これは助手席でナビしてた時に取りました).ほぼドライバーだったので写真を撮る暇がなくて,あんまりいい写真がないのが残念.

ガーラックという町からファーンリーのWalmartへ買い出しに行くときの様子.

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ブラックロック砂漠.

今年の砂漠は期間中,ずっと天気が良く,絶好の競技環境となりました.

どれぐらいいいのかというと,パラシュートが開傘されたところから落下するところが

できるくらいです!(わかる人にはわかるはず!)f:id:re-nokia:20190923102000j:plain

上空までクリアに視認できます

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打ち上げに協力してくださったAeroPackのMattさん.私が学部4年の時の研究室のもう一方のチームの打ち上げを担当してくださったこともある大ベテランの方.

お話してみると,日本に住んでたこともあり,日本食が好きだと言っていました.ぜひとも観光に日本に来ていただいて,観光の案内役を務めたいです.

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ある日のご飯の様子

そんなに豪華なものは作れなかったですが,満腹感の得られるメニューを心掛けました.後ろにRedBullが積み上がってるところとたくさんのガロンウォーターがあるのがなんともうちの研究室らしいですよね.笑f:id:re-nokia:20190923104647j:plain

競技の結果は研究室の記事をご覧ください!

これは競技中のローバーが走行している様子.リーダーがローバー追跡中で,このローバーは私に由来する名前が付けられているらしいです笑

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つくったご飯はそんなにおいしくなかったかもしれませんが,1秒でも長く作業に当たる時間が増えれくれることを願いながらつくってました.おこがましいですが,研究室に対して献身的な態度でありたいと思ってたりします.(最近はうまくいかないもどかしさのほうが強いですが...)

今年チームの中核を担うM1はとにかく高い能力を持ち,それでいて,プロジェクトに対する情熱も兼ね備えているとても素晴らしい人たちで...想いをもった人には人がひきつけれられるわけで,私も惹きつけられた人の一人(去年の私の渡航のモチベーションもこれです).だからこそ全身全霊でサポートをしたつもりです.

私が不器用な性格なので,終始作業に追われていたのですが,充実感,達成感がありました.ARLISS期間中に撮影した学生全員で写した記念写真はこれからも大切にしたいとおもいます.

 

もう,ブラックロック砂漠には来ることはないと思いますが,私を成長させてくれた思い出深い場所.プレイヤーとして,学生運営として,サポータとしていろんな立場から関わることができて幸せでした.

見出しとは違うけど,能代宇宙イベントも同じく,私を成長させてくれた大切なイベントです.

CanSatと私の関係はこれにて完結.(続きはあるかわかりませんが笑)