能代を振り返る

今年も能代宇宙イベントの学生運営として秋田県能代市に乗り込みました.

今年も運転手と草刈り担当として,大会が始まる前のセッチングを主にお手伝いしました.

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ハイエースはでかいけど,能代を走るのはいいものですね.

1日目はイベントで使うランチャーやドローン,テント,草刈り機などの運搬をトラックとハイエースで行いました.夜はMTGで参加学生にどのようなものを手伝ってもらうか詳細を詰めました.

2日目は草刈り,テント設営を主に行いました.1日目同様,炎天下の中での作業で顔を真っ赤にしながら作業.参加団体の中には深夜バスなどで能代入りをしているため,寝不足の参加者も多く,休憩を多めに取りながらお手伝いしていただきました.

2時くらいにはほぼフィールドの目途はついたのですが,今年は細かな草も残らずフィールド外に掃き出し,ゴール付近は特にスタックしにくいフィールドを作れたのではないでしょうか.毎年,設営に尽力してくださる○○さん(伏せておきます)はロケットの陸打ち射点の草刈りなどを行い,昼からは体調が悪くなってしまったようでホテルに戻られたため,今年はCanSat運営がほとんど自力でセッティングが出来た年ではないでしょうか.今年度はヘリウムガスの高騰からバルーンの運用をドローンに切り替えた年であったため,運営自身でやっていかなければならない部分は多くありました.

 

ちなみに...CanSat競技は宇宙工学を志す(サークルも含む)全国の学生が集う大きな大会で,ARLISS(アメリカで行われるCanSatの大会)に出場する団体もいるので,素晴らしい機体が見ることが出来ます.私も開発要員として数年前は作業をおこなっていたのですが,もう開発からは離れ,運営を見守るおじさんとして微力ながらにCanSat競技が安全かつ効率的に進むよう支援してました.

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草を刈ってる様子です.ぽつんと作業しているのは私です.台風と奥羽山脈によりフェーン現象が発生し,この日は秋田と言えど暑かったです.一気に肌が小麦色になりました笑

こんな感じで作業に没頭し,ろくに写真も写さなかったのですが...

草刈りの横でCanSat投下のためにドローン運用試験を試験をしている様子です.

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帰りの車で秋田に長く住む方からおすすめのお店を教えてもらったのにも関わらず,ネカフェで爆睡してしまい,食べる機会を逃したのはここだけの話.(ごめんなさい・・・・)

 

能代最後の夏(たぶん)かな.

今年の運営のメンバーとも時には真剣にいつもはふざけながら,運営という一体感をもってCanSat競技の運営をできたと私は思います.勝手に運営に居座って邪魔だったかと思いますが,そんな私を暖かく迎え入れてくれた運営メンバーのみなさんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです.

また,違う機会で何かお手伝いできることがあればなんでも言ってください!そう思えるメンバー達でした.

ありがとう.

*1

 

*1:ARLISSは大学の先生が審査を行うため,基準がかなり厳しく設定されています.ロケットで4000m近くまで上昇した機体が落下し,人に危害を与える可能性があるからです