トビタテ!留学JAPAN ~申請書の書き方~

トビタテ!留学JAPAN8期の締め切りが近づき,申請書のブラッシュアップをかけている方が多いと思います.締め切りました!

 

私は研究留学により計画が採択されましたが,この時に私自身が意識したことを書いていきます.

 

留学計画の目的と概要

  • 留学先でしかできない・留学先である理由
  • 自分にしか出来ない
  • 留学での得たものが有用(社会で求められている)
  • 留学時のみで終わらない

この4点を意識しました.

特に最後の留学時のみで終わらないという観点は留学を行う際に留学を行う効果を最大限に発揮するために重要なことではないでしょうか.

 

期待できる学修・実践活動の成果の活用

  • 将来,自分自身がどのようなキャリアをたどって社会のために貢献しようとしているのか

留学が自己完結的な計画になっているものに関しては申請が採択されるのは難しいと思います.それは要件にも記述されている,”成果がどのように活用されるか”という項目にある通り,社会にどのように還元していくかということを強く求めているからです.

 

申請書においてはこの2つの項目が特に私としては重要であるため,ここに焦点を絞りお話させていただきました.

これは学内の説明会でトビタテ申請書類について説明した資料に基づいて書いてます.

最後に

トビタテの申請を今考えている方は

  • 留学計画書が書きやすいような筋書きを用意しておく(自身の身の振り方「)
  • 留学につながるようなネタを用意しておくこと(様々なことに関りを持つ)
  • 留学経験がどのように社会に生かされるかをできるだけ詳しく書く
  • 社会で求められる人材→自身のスキルアップだけではなく社会に自分がどう還元するか述べることが重要

このような観点を考えておくといいのではないでしょうか.

あくまで私個人の見解なので悪しからず・・・

 

 私が採択されたコースは理系、複 合・融 合 系 人 材 コースでしたが、倍率としては2.5倍ほどでしょうか。

これはあくまで感覚ですが、1年以上の留学の長い期間の留学となると内容の一貫性がより重要になってくると思います。例えば私のような半年という期間の留学と1年間の留学では支給される月額は同じなので短な期間で高いアウトプットが得られればそのほうがお金を出す側としてはコスパがいい訳です。トビタテの財源は企業の寄付ですが、まだプロジェクト終了までの財源が確保できていないという現状があります。

濃密な経験を得た一人も国の為には重要ですが、トビタテ留学JAPANの目標に留学生を

現状の2倍送り出すという明確な目標を打ち出しています。

「日本再興戦略~JAPAN is BACK」(2013年6月14日閣議決定)において掲げた目標である東京オリンピックパラリンピック競技大会が開催される2020年までに大学生の海外留学12万人(現状6万人)、高校生の海外留学6万人(現状3万人)への倍増を目指します。

 

だからといって留学を短い期間にすればいいということは言ってないですからね!しかし、採択する側の事情を見ておくのも応募する側としては大事だと私は思います。

 

時間がまたできれば、私自身の申請書の抜粋を載せたいと思います。